2011年02月28日

歌手インタビュー2:マリウシュ・クヴィエチェンのインタビュー[メトロポリタン・オペラ(MET)]

<歌手インタビュー>の2番手はマリウシュ・クヴィエチェン。
来日公演の特別コンサートはすでに売切れ!他に彼の歌声を聴けるのは「ラ・ボエーム」のマルチェッロ。
今最も輝いているバリトンのクヴィエチェンにご注目ください。
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Q:「ラ・ボエーム」ではマルチェッロという複雑な役柄を演じますが、どのような気持ちで取り組みますか?
― マルチェッロは素晴らしい役です。プッチーニの作品で僕が歌える貴重な役ですし、METで初めて歌った大きな役でもあり、非常に思い出深い作品だと感じています。マルチェッロは若く、そして情熱あふれる画家です。彼は絵を通して世界を変えようという大志を抱いていますが、それでいてムゼッタとの恋愛にふりまわされてもいます。ムゼッタとくっついたり、けんかをしたりして・・・。
この作品は“若さ”が最大のテーマであり、貧乏な芸術家たちの青春、という人生において特別な時期にある人間模様を描いている物語です。

Q:ゼッフィレッリ演出のこの作品は特別なものだと思いますが、いかがですか?
― 「ラ・ボエーム」という作品における、最高の“女王”と讃えても良いくらいの演出だと思っています。これ以上の「ラ・ボエーム」はありえないでしょう。とても伝統的ではあり、METでも広く愛されているプロダクションです。ご覧になったお客さまの多くは、ステージにあれだけたくさんの人がいること、素晴らしい衣装、豪華なセットなどに驚き、感動されるはずです。観れば観るたびに、感動するプロダクションだと思います。そしてご覧になっている方々が“ステージを見ている”のではなく、自分もその場面の中にいるように感じさせることができる、というところも素晴らしい。本当にこれ以上の「ラ・ボエーム」の演出というのはないのではないかと思っています。
先ほども申し上げましたが、このプロダクションは伝説的なもので、パヴァロッティ、フレーニ等もこの舞台で歌っていました。彼らがいなくなった後、その伝統を受け継いで演奏できることは素晴らしいことですし、名誉なことだと感じています。

Q:あなたにとって、見どころはどの場面ですか。
― マルチェッロという人物は、自分自身がどういう人間であるのかということに苦悩し続けます。そして、その答えは最後まで出ない・・・。もしかしたらミミが亡くなった場面で、若さというものの未熟さ、人生に対する自分自身の浅はかさを感じ、そこからマルチェッロは成長していくかもしれないのですが、それについては描かれていません。僕は、悲劇の最後のシーンでお客さんに何を感じてもらえるか、その余韻を深く感じてもらえるように幕が開いたときから演じ続けるのです。
と考えると、マルチェッロが仲間たちとクリスマスを祝い歌っている場面が、一瞬の若さがもつ華やかさが見られる場面であり、その後の哀しさをよりいっそうひきたたせる大切なシーンだと思っています。
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<「ラ・ボエーム」より>

Q:この演目を日本で演じることをどのように思いますか。
― 日本では2004年にロバート・カーセンの演出で同じ役を演じました。今回ミミ役のアンナ・ネトレプコはムゼッタ役で出演していました。今回の公演で素晴らしいのは、同じポーランド人、ピョートル・ベチャワがロドルフォ役で出演することです。僕たちは友人役で同じステージに立ちます。同じ作品の中でポーランド人が二人も出演する機会はなかなかないので、とても楽しみにしています。僕はよく「本当に音楽の好きな人、そして音楽を心から愛し、その気持ちを表現する人に会いたければ日本に行け!」と。日本の聴衆はそれほど素晴らしいと思っていますし、日本で演じることを楽しんでいます。

Q:ネトレプコさんと親交が深いと聞きますが、彼女はどのようなソプラノですか。
― 彼女は本当に素晴らしい歌手であり、女優であり、そして良き同僚です。彼女からはいつも大きなインスピレーションを受けます。同じスラブ語族圏の出身で、ロシア人とポーランド人ではありますが、私たちは文化を共有しているように感じます。音楽や歴史も共通しているので、本当に近隣の国という親しさを感じます。彼女は豪華客船のようですね!小さいボートでは荒れて、航海も困難ですが、大きな豪華客船は快適ですし、僕が投げかけたものを懐深く受けとめてくれる、彼女はそのような存在だと思っています。今回一緒に日本に行けることを楽しみにしていますし、今後も長く彼女と色々な作品で共演していきたいと思っています。ただひとつ残念なことは、僕とアンナの共演を、僕自身が客席で楽しむことができないことです!



メトロポリタン・オペラ 日本公演の詳細は下記より
http://www.japanarts.co.jp/MET2011/

『ラ・ボエーム』
6月8日(水) 19:00 NHKホール
6月11日(土) 15:00 NHKホール
6月17日(金) 19:00 NHKホール
6月19日(日) 19:00 NHKホール

『ドン・カルロ』

6月10日(金) 18:00 NHKホール
6月15日(水) 18:00 NHKホール
6月18日(土) 15:00 NHKホール

『ランメルモールのルチア』

6月9日(木) 18:30 東京文化会館
6月12日(日) 15:00 東京文化会館
6月16日(木) 18:30 東京文化会館
6月19日(日) 12:00 東京文化会館

『MET管弦楽団 特別コンサート』
6月14日(火)19:00 サントリーホール

2011年02月24日

ダムラウ、掲載情報[メトロポリタン・オペラ]

*2011年2月22日(火) 朝日新聞夕刊
  2011年2月24日(木) 東京新聞朝刊

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※クリックするとPDFで内容をご覧いただけます。

2011年02月21日

カウフマン、掲載情報[メトロポリタン・オペラ]

*2011年2月17日(木) 東京新聞 朝刊
  2011年2月18日(金) 朝日新聞 夕刊
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※クリックするとPDFで内容をご覧いただけます。

2011年02月20日

マリインスキー・オペラ最終日、大成功![マリインスキー・オペラ]

2月20日「トゥーランドット」でマリインスキー・オペラの日本ツアー2011は終了しました。
全てのお客さま、スタッフとともに素晴らしい公演は、大成功のうちに幕を閉じることができました!

本当にありがとうございました!
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ゲルギエフの迫力のあるサウンド、グレギーナの力強いトゥーランドット、ガルージンのドラマティックな歌声、そしてゲルズマーワの素晴らしいアリアに涙しました。
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会場は熱気に包まれました!

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終演後、シャンパンで乾杯!
美しい歌声で魅了したゲルズマーワ。

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今回、大活躍をしたウメーロフ。
「影のない女」「特別コンサート」「トゥーランドット」と彼を歌声を聴かない日はありませんでした!
そんな彼に焼酎をプレゼント!

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今回、体調を崩していたグレギーナを救ったドクター。
彼女の素晴らしい歌声を聴けたのも彼のおかげです!

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お疲れ様!マエストロ!
グビっグビっと豪快に飲んでいました。
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2011年02月19日

「トゥーランドット」2日目レポート[マリインスキー・オペラ]

2月19日「トゥーランドット」2日目。
ゲルギエフの指揮による素晴らしいオーケストラをお楽しみ頂けたかと思います!
本日の舞台裏の様子をお届けします。

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休憩中のウメーロフを発見。片手には買ったばかりのアイス。

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リュー役のナターリア・ティムチェンコ。
アリアの後「コングラチュレーション!」と声をかけるとニッコリ。

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カーテンコール。
カラフ役のアフメド・アガディも「誰も寝てはならぬ」で会場を盛り上げました。

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マエストロ・ゲルギエフのカーテンコール待ち。

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マエストロがサインをして完成!!
しばらく嬉しそうに全員のサインを眺めていました。
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いよいよ明日はフィナーレ!
ぜひ、NHKホールにお越し下さい!!


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
詳しい情報は公式ホームページへ
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「トゥーランドット」初日大成功![マリインスキー・オペラ]

2/18の「トゥーランドット」初日は大成功!
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ゴルディの力強い歌声はNHKホールも広く感じさせないほど!
そして、ガルージンの「誰も寝てはならぬ」、ゲルズマーワのリューのアリアで
会場は感動に包まれました。

明日は、マリア・グレギーナがトゥーランドット姫役で登場!
「トゥーランドット」は残り2公演!見逃せません。


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
[日程]
2011年2月19日(土) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
詳しい情報は公式ホームページへ
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2011年02月18日

「トゥーランドット」リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

本日も快調に「トゥーランドット」のリハーサルを開始。
華やかで壮麗なオーケストレーションの「トゥーランドット」はゲルギエフに合っている。
ガルージン、ゲルズマーワも絶好調!!

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オーケストラの音をまずはチェック

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立ち上がって指示をだすとオーケストラの音が変わる。ゲルギエフ・マジック

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男性の合唱団たちが出番待ちです。

本日は18:30より開演です!

posted by Japan Arts at 17:28 | オペラNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「トゥーランドット」リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

17日はトゥーランドットのリハーサルがありました。
この日はトゥーランドット役にイリーナ・ゴルディ、カラフ役にウラディーミル・ガルージン、リュー役はヒブラ・ゲルズマーワで行いました。
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緊張の謎解きの場面。
ゴルディはトゥーランドット姫にぴったりな威厳のある歌声。

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リューのアリア"氷のような姫君の心も”
ヒブラのしっとりとした歌声、涙なしでは見られません。

ガルージンの“誰も寝てはならぬ”は、言うまでもなく素晴らしく
拍手喝采間違いなしでしょう!

【インタビュー】
ウラディーミル・ガルージン(カラフ役 18日/20日出演)
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<夫人のナターリア・ティムチェンコは19日のリュー役で出演>

Q:あなたはカラフ役を世界中で歌われていると思いますが、
この役を演唱する上で、最も大切にされていることは何ですか?
A:まず最も重要なことはプッチーニの書いた美しい音楽を大切にすることです。
そして美しい人間になり勇気を出せる人間に舞台上でなりきることです。
カラフという人間は常に危険や死と隣り合わせに生きてきたマイノリティーとも言えるタタール人であり、初恋の人である美しいトゥーランドット姫を手に入れるために自らの命をも捨てることが出来る人間です。そのような複雑なバックグランドと無垢さを同時に表現する必要があると思います。


ヒブラ・ゲルズマーワ(リュー役 18日/20日出演)
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Q:あなたはご自身の声を大切にされ、レパートリー選びにも慎重にされてきた方だと思いますが、あなたにとってリュウ役はどのような位置を占めるものですか?
A:まず、言えることは何よりもこの役が大好きだということです。リュウは多様な性格を持っていますが、そのすべてを支配するものは「愛」です。私自身、それは綺麗に折りたたまれた紙のような「愛」だと感じています。そして舞台に登場した瞬間から明るい光のような「愛」を表現する必要があります。そしてそのクライマックスがリュウの最期のアリアなのです。


〜舞台裏〜
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舞台の床はかなりの傾斜で、中央の円盤は斜めにせり出し回転します!

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骨組みもマリインスキー劇場から運ばれきます。
マリインスキー劇場の舞台は傾斜があるので日本で使う場合には
水平になるよう写真のように緑色の板(?)を使い組み立ていきます。

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今回の来日公演で大活躍のユーリー・ヴォロビエフ。
トゥーランドットではティムール役で出演。とってもお茶目な彼です。

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こちらも、とっても愛想のいいヴィクトル・ヴィフロフ。
皇帝アルトゥム役で出演します。

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“無垢の象徴”子供たちの合唱で出演している杉並児童合唱団。
休憩中、真剣に指導を受ける子供たち。


“完全燃焼の一週間”、最後の3日間は「トゥーランドット」で!
2011年マリインスキー・オペラ来日公演の締めくくりに相応しい公演になること間違いなしです!


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
[日程]
2011年2月18日(金) 18:30 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月19日(土) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
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2011年02月17日

「ロシア音楽の夕べ」リハーサル&公演レポート[マリインスキー・オペラ]

2月16日、今ツアー唯一の「ロシア物」を横浜で披露!
流麗、雄大かつ壮絶な演奏を繰り広げ、客席を熱狂させました。

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颯爽とリハーサルを開始

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合唱を入れてのリハーサル

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リハーサル終了後もなにやら入念にチェック

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ゲルギエフ&マリインスキー劇場管は優美さと野性味を兼ね備えています。
ますます絶好調のこのコンビ!!

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情熱的で圧倒的なコーダ(ショスタコーヴィチの第5交響曲)で締めくくりました。

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終演後のサイン会は長蛇の列でした。

ゲルギエフ芸術週間も最終章に突入。
18日からの「トゥーランドット」も絶対に見逃せません!


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
[日程]
2011年2月18日(金) 18:30 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月19日(土) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
詳しい情報は公式ホームページへ

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2/16「ロシア音楽の夕べ」についてのお知らせ

「ロシア音楽の夕べ」のプログラム第1曲、チャイコフスキー:序曲「1812年」は、指揮者ゲルギエフの意向により、管弦楽のみの版による上演となりました。
posted by Japan Arts at 11:20 | マリインスキー・オペラ2011>NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

METニュースvol.2と来日記念アド・カード完成![メトロポリタン・オペラ(MET)]

MET、ジャパンツアーのニュースVol.2が完成しました!
各演目の見どころ、人物相関図もあり大変分かりやすい内容です。今回も読み応えたっぷり!
下記画像をクリックするとPDFでご覧いただけます。
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また、メトロポリタン・オペラ(MET)の来日を記念してアド・カードを作成しました。
豪華なデザイン3種類です。
カードの配布場所や入手方法などは後日、ブログにてお知らせいたします。
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2011年02月15日

「パルジファル」第3幕 リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

昨夜の興奮の余韻をかすかに感じるサントリーホール。
本日もゲルギエフ&マリインスキー管は絶好調!
極限の緊張感と精緻で温もりあるサウンドで「パルジファル」の世界を描き出そうとしています。
いま世界で望みうる最高で理想のグルネマンツを演じるルネ・パーペを特別ゲストに迎え、昨夜の熱演も記憶に新しいマリインスキーの若きテノール セミシュクール(パルジファル役)、「影のない女」のバラク役を味わい深く演じたウメーロフがアンフォルタスで出演。

今夜の「パルジファル」も期待度大! 最高の「癒し」をお約束致します。

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ゲルギエフが招聘を熱望したパーペとまずは挨拶

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「漆黒のダイヤモンド」深くビロードのような美声。ホール全体に響きわたる現代最高のバス歌手はだてじゃない。
充実のバス陣を誇るマリインスキー劇場ながら、ゲルギエフは最後までパーペの招聘に拘った。

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「そこは音を少し抑えて」小さなジェスチャーで的確に指示。

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リリックながら力強く輝かしいセミシュクールの声はパルジファル役にぴったり

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舞台袖からのワンショット
 
開演は本日2月15日19:00 サントリーホール 
本日もご期待下さい。
「パルジファル」の公演情報はこちら

◆本日の予定上演時間 
18:30 開場/19:00 開演
      第1部 ≪約30分≫
      「ローエングリン」第1幕への前奏曲 ≪10分≫
      「ローエングリン」第3幕への前奏曲 ≪3分≫
      「タンホイザー」序曲 ≪15分≫
        ┃
19:30 休憩 ≪20分≫
        ┃
19:55 第2部 ≪約85分≫
      「パルジファル」より第3幕 ≪85分≫
        ┃
21:25 終演(予定)


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
トロイアの人々の詳細はこちら

[日程]
2011年2月15日(火) 19:00 サントリーホール 「ワーグナーの夕べ」
2011年2月16日(水) 19:00 横浜みなとみらいホール 「ロシア音楽の夕べ」
2011年2月18日(金) 18:30 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月19日(土) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
詳しい情報は公式ホームページへ
posted by Japan Arts at 17:42 | マリインスキー・オペラ2011>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネトレプコ、掲載情報[メトロポリタン・オペラ(MET)]

2011年2月12日(土)朝日新聞 夕刊
2011年2月11日(金・祝)東京新聞 朝刊

ネトレプコの魅力!!
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※クリックするとPDFで内容をご覧いただけます。

2011年02月14日

「トロイアの人々」日本初演は歴史的名演[マリインスキー・オペラ]

ゲルギエフ&マリインスキー劇場がベルリオーズ「トロイアの人々」を日本初演。
凄まじいゲルギエフの集中力、そしてディドン役のセメンチュクの名唱が心に残る歴史的名演となりました。

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カーテンコールはスタンディング・オベーションとブラ−ボの嵐

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ゲルギエフを呼び込むディドン役・セメンチュク

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涼しい顔で舞台袖に戻るゲルギエフ
posted by Japan Arts at 23:07 | オペラNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「トロイアの人々」リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

本日2/14 はゲルギエフ&マリインスキー劇場によるベルリオーズ「トロイアの人々」日本初演!
この超大作の日本初演に向けて入念にリハーサルを行っています。
輝かしい音色を要求されるこの作品にゲルギエフ&マリインスキー劇場管はぴったり!
開演に向けて期待は高まるばかり!

歌手陣も充実。圧巻の演奏が予想されます。
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作品冒頭の合唱部分からリハーサルを開始!

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METやドレスデンなど世界の桧舞台に次々とデビューするマリインスキーのニュースター/マルコフ(コレ―プ役)!
若々しさと深みを兼ね備えた美声は素晴らしいの一言。

ついにベールを脱ぐ大作「トロイアの人々」
歴史的な公演をお見逃しなく!!

posted by Japan Arts at 16:31 | オペラNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月13日

[マリインスキー・オペラ]初日終演後 アフターパフォーマンストークを開催

2/11 マリインスキー・オペラ「影のない女」初日は大成功
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終演後に演出家ジョナサン・ケントがアフターパフォーマンストークに登場!
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ジョナサン・ケント氏

Q:「影のない女」は難解なオペラと言われていますが。
A:おっしゃる通りです。特にホフマンスタールが書いたリブレットが難解です。しかし同時にこのオペラではR.シュトラウスの書いた最も美しい音楽を聴くことができます。
この作品が書かれた時代はフロイト、ニーチェ、ショーペンハウアーらが活躍していた時代です。知的な時代の作品と言うことが出来ると思います。ご存じのようにこの作品には二つの世界があります。一つはバラクの妻の世界、つまり日常の世界、もうひとつは天上あるいは幻想の世界です。バラクの妻は他の世界での生活を夢見て求めている。そして天上の世界で生きる皇后は現実の世界を求めています。そしてこの二人が出会い、融合することで、お互いの世界における事実と向き合います。またそれぞれが拒否あるいは欲する子供の存在もとても重要となります。影の存在はユングによれば自分が「見たくないもの」と言い換えることができます。この「見たくないもの」を受け入れることにより一人前の人間になるということも非常に重要だと思います。

Q:今回の演出の時代設定は?
A:天上の世界は幻想の世界ですので、イマジネーションの世界です。ガーゼ(紗幕)の後ろで描いています。私は今回の演出でロシア民族的なファンタジーをこの世界で描くことを試みました。一方バラクの方は世界中の工業都市にはどこにでもある現代の普通の世界を描いています。

Q:あなたはいつも照明、振付、映像など同じチームで仕事にあたっているとききましたが?
A:私たちが5人でチームを組んでおり、15年間同じチームで仕事を行っています。多くの時間をかけて関係を作ることは素晴らしいことだと考えます。また皆で一つの作品に取り組むことは私にとってかけがいのないことと言えます。

Q:ゲルギエフおよびマリインスキー劇場については?
A:ゲルギエフ氏はいわずと知れた世界を代表する指揮者の一人です。彼の音楽はある意味野性的といえるほど強烈なもので、私は彼の音楽が大好きです。
マリインスキー劇場では「エレクトラ」そして「影のない女」を演出致しました。劇場で働いている全員がプロフェッショナルな素晴らしい場所です。「影のない女」のような上演不可能と言われるほど難しいオペラを劇場の歌手だけで上演してしまうカンパニーです。このことはマリインスキー劇場のレベルの高さを表しています。私はこのプロダクション(「影のない女」)を誇りに思っています。将来的にも声を掛けていただければいつでもマリインスキー劇場で仕事がしたいと考えています。
posted by Japan Arts at 12:34 | オペラNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

『影のない女』リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

公演初日の前日2月11日、東京文化会館にて「影のない女」の舞台稽古が行われました。
ジョナサン・ケントの演出は紗幕と映像を駆使した絶品の舞台!
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美しい絵画を一枚一枚めくるように場面が展開します。歌を邪魔することは決してなく、かつ視覚的にも絶妙な人物配置は熟達の演出家の真骨頂です。また超重量級の歌手5人を必要とすることから、世界でも上演頻度が低いこの作品ですが、マリインスキー劇場の歌手たちの充実ぶりは特筆すべきです。この演目を自前の歌手だけで上演してしまうのですから、この劇場のレベルの高さは驚愕もの。合唱や裏方音楽スタッフのレベルも最高レベル!さらに短時間でこの演出を理想の状態に仕上げてしまう我が国の舞台&照明スタッフの完璧な仕事ぶりには頭が下がると同時に誇りをも感じます。また日本語字幕はR.シュトラウスを専門とする広瀬大介氏の渾身の力作で作品を分かりやすくご紹介します。
近年、世界中の劇場で予算の縮小など様々な理由から、歌手たちが短時間の稽古で作品を舞台にかける傾向にありますが、本作品はマリインスキー劇場所属の歌手たちがじっくり腰を据えて入念に仕上げた作品。ゲルギエフが「絶対の自信を持ってのぞむ」と意気込む本作品にご期待下さい。
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<サイドから見ても美しい舞台>

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<客席からの合唱が効果的に使われています。>

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<来日を記念して作られたサインボード。出演者が次々にサインしていきます。>

【インタビュー】
エデム・ウメーロフ(バラク役:2/12、13両日出演)
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リハーサルの第1幕と第2幕の休憩中に聞きました。
Q:朗々と響きわたる素晴らしい声、そしてあなたの舞台姿を見ているとバラクの悲哀が溢れるばかりに伝わってきますが、どのようにこの役を準備されたのですか?
A:そう言っていただいてとても嬉しいです。この役を準備する上で気を付けていることは音とテキストの内容を吟味することです。もちろんテキストや原作も注意深く読みました。しかし何よりも譜面(音楽)が教えてくれることが多いです。譜面に委ねることにより自然にバラクの気持ちを伝えられると感じています。また自分の人生で体験したことも役立っています。例えば女性は何をやっても満足しない。指輪をプレゼントしたら、その場では喜ぶけれど、すぐに次のものが欲しいなどと言い出します。あなたにも分るでしょ(笑)。
この作品を勉強するには時間がとても時間がかかりました。最初はなかなか頭に入ってこなかったのです。しかし勉強を重ねているうち、ある瞬間から自然に頭に入ってくるようになり、そこからは覚えるのがとても速かったです。

エレーナ・ネベラ(皇后役:2/13出演)
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リハーサルの第2幕と第3幕の休憩中に聞きました。
Q:来日の経験は?
A:初めての来日です。ここにいることが出来て幸せです。これが最後の来日にならないことを祈っています。ただし来年は東京交響楽団のシェーンベルク「期待」で来日するのでまた日本に来ることが出来ます。(笑)

Q:ドルトムントの劇場をはじめドイツを中心に活躍されていますが、あなたにとってマリインスキー劇場とは?

A:ドルトムントはキャリアの初期の話で現在はフリーで活動しています。ボローニャやヴェネツィアのフェニーチェ劇場などにも出演しています。もちろんマリインスキー劇場にも何度も出演させていただいています。マリインスキー劇場は私にとって根本のような存在です。母国の劇場ですし、オーケストラ、歌手に最高レベルの素晴らしい音楽家が揃っています。マリインスキー劇場への出演は私を成長させてくれます。
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<出番前に役になりきって写真に応じてくれました>

Q:「影のない女」という作品と皇后役の魅力を教えてください。
A:この作品はあまり上演頻度の高くない作品ですが、私自身とても気に入っていたます。
皇后役は今の私の声にぴったりとあっています。私の持っている声の可能性を全て披露出来る役だと感じています。また最後に「自己を犠牲にする」というのも個人的に共感しています。日本でこの役を歌えることは本当に嬉しいです。
実はこの作品のもう一人のソプラノが歌う、影のない女役(バラクの妻)にも興味があります。今の私の声にはあっていませんが、将来は必ず歌ってみたいです。

公演初日、皇后役を歌うムラーダ・フドレイからもコメントをもらいました。(皇后役:2/12出演)
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Q:日本の聴衆やホールの印象をお聞かせください。
A:本当にどこのホールも素晴らしい響きで、歌いやすいです。
どこのホールで歌っても聴衆の皆さんはとても暖かい雰囲気ですね。

Q:来日は何回目ですか?
5回目です。今回、マリインスキー劇場と共に来日できて嬉しいです。

Q:今回の来日公演では「影のない女」の皇后、そして「トロイアの人々」でカサンドルという難しい役に挑戦されてますが。
A:そうですね。両方ともとてもやりがいのある難しい役ですね。特に「トロイアの人々」は今回コンサート形式なのでどのようになるか少し緊張していますが、素晴らしい演奏会になると思いますので期待していて下さい。
posted by Japan Arts at 00:55 | マリインスキー・オペラ2011>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

豪華プログラムの魅力![マリインスキー・オペラ]

いよいよ12日よりマリインスキー・オペラが開幕します!
当日会場では濃密な内容のプログラムをお求め頂けます。
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事前購入も可能です!
詳しくはこちらをご覧下さい。

▼一部ですが内容をPDFでご覧いただけます!!画像をクリック!▼
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掲載情報[マリインスキー・オペラ]

*2011年3月号『Voice』
ゲルギエフのインタビューが掲載されました。
聞き手はノンフィクション作家の桐山秀樹さんです。
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2011年02月09日

予定上演時間[マリインスキー・オペラ]

各演目の予定上演時間です。
上演時間はだいたいの目安となります。(変更になる場合がございます。)

2/12(土) 「影のない女」 東京文化会館
15:15 開場/16:00 開演
     第1幕 ≪65分≫
        ┃
17:10 休憩 ≪30分≫
        ┃
     第2幕 ≪65分≫
        ┃
18:45 休憩 ≪30分≫
        ┃
     第3幕 ≪65分≫
        ┃
20:25 終演(予定)



2/13(日) 「影のない女」東京文化会館
13:15 開場/14:00 開演
     第1幕 ≪65分≫
        ┃
15:10 休憩 ≪30分≫
        ┃
     第2幕 ≪65分≫
        ┃
16:45 休憩 ≪30分≫
        ┃
     第3幕 ≪65分≫
        ┃
18:25 終演(予定)



2/14(月) 「トロイアの人々」 サントリーホール
18:00 開場/18:30 開演
      第1部(第1幕&第2幕) ≪約90分≫
       第1幕 ≪62分≫
       第2幕 ≪27分≫
        ┃
20:00 休憩 ≪20分≫
        ┃
20:20 第2部(第3幕・第4幕・第5幕) ≪125分≫
       第3幕 ≪45分≫
       第4幕 ≪30分≫
       第5幕 ≪47分≫
        ┃
22:30 終演(予定)



2/15(火) 「ワーグナーの夕べ」 サントリーホール
18:30 開場/19:00 開演
      第1部 ≪約30分≫
      「ローエングリン」第1幕への前奏曲 ≪10分≫
      「ローエングリン」第3幕への前奏曲 ≪3分≫
      「タンホイザー」序曲 ≪15分≫
        ┃
19:30 休憩 ≪20分≫
        ┃
19:55 第2部 ≪約85分≫
      「パルジファル」より第3幕 ≪85分≫
        ┃
21:25 終演(予定)



2/16(水) 「ロシア音楽の夕べ」 横浜みなとみらいホール
18:30 開場/19:00 開演
     第1部 ≪約48分≫
     チャイコフスキー:序曲「1812年」 ≪16分≫
     リムスキー=コルサコフ:歌劇「ムラーダ」より“貴族たちの行進” ≪4分≫       
     ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より“戴冠式の場” ≪10分≫
     ボロディン:「イーゴリ公」より コンチャク汗のアリア〜だったん人の踊り ≪16分≫
        ┃
19:50 休憩 ≪20分≫
        ┃
20:10 第2部 ≪45分≫
     ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ≪45分≫
        ┃
21:05 終演(予定)



2/18(金) 「トゥーランドット」 NHKホール
17:45 開場/18:30 開演
     第1部(第1幕・第2幕) ≪80分≫
        ┃
20:00 休憩 ≪30分≫
        ┃
20:30 第2部(第3幕) ≪40分≫
        ┃
21:10 終演(予定)



2/19(土) 「トゥーランドット」 NHKホール
13:15 開場/14:00 開演
     第1部(第1幕・第2幕) ≪80分≫
        ┃
15:30 休憩 ≪30分≫
        ┃
16:00 第2部(第3幕) ≪40分≫
        ┃
16:40 終演(予定)



2/20(日) 「トゥーランドット」 NHKホール
13:15 開場/14:00 開演
     第1部(第1幕・第2幕) ≪80分≫
        ┃
15:30 休憩 ≪30分≫
        ┃
16:00 第2部(第3幕) ≪40分≫
        ┃
16:40 終演(予定)

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