2009年04月02日

歌手紹介(3):タチアーナ・モノガローワ[ボリショイ・オペラ]

今回ご紹介するのは両演目でヒロイン役を演じる“迫真のオペラ女優”タチアーナ・モノガローワです。
インタビューでの彼女は、美しく知的な雰囲気。大人しくて奥ゆかしい、そんな言葉がぴったりでした。
Monogarova2.jpg 
知的なのは雰囲気だけではなく才能溢れる彼女は、進路選択のとき、何と音楽と演劇と、バレエの3つの学校に受かってしまって迷ったのだそうです。
「歌手の道に進んだのは、本当に偶然の出来事だったわ。いくつかの選択肢があって、その中から歌を選んだ、というだけの事だったの。
実は子供時代はバレエを習っていたのよ。時々劇場のリハーサルを見ていると、あぁ〜、バレエの方が良かったかなぁ…なんて思ってしまうの… 特に「白鳥の湖」のオデットっといったら!
今でもクラス・レッスンには時々行っているのよ。ボリショイ・バレエのバレリーナと一緒ではないけれどね。」と笑いながら話してくれました。
EvgenyOnegin_monogarova.jpg
「エフゲニー・オネーギン」ではダンス・シーンがありますが、なるほど!彼女の踊りは軽やかなわけですね。でも、オペラ歌手が踊るにはなかなか難しい踊りなのだとか。昔のオペラ歌手のように立って歌っているだけではダメなのですね。
また役に対して大変熱心に研究をするモノガローワ。
「スペードの女王」では彼女が後ろを向いているだけでリーザが何を言わんとしてるか分かってしまうほど、献身的な愛を捧げる女性を完璧に演じきっています。
15TheQueenofSpades.jpg
彼女の演技に鳥肌が立ってしまうこと間違いなし。必見、必聴です!

「エフゲニー・オネーギン」では純朴なタチアーナを演じています。
タチアーナは彼女が好きな役の一つ。演じれば演じるほど役に深みが出る興味深いキャラクターなのだそう。ラーリン家ではずっと伏せ目がちに歌い純真で一途な女の子を見事に演じ、そして結婚したタチアーナが背筋を伸ばし高貴な公爵夫人へと変貌する様は見所の一つとなっています。

欧州が熱く注目するソプラノ歌手、モノガローワの歌声に酔いしれてみては?

≪出演日≫
「エフゲニー・オネーギン」タチアーナ
6月24日(水)18:30
6月26日(金)18:30

「スペードの女王」リーザ
6月20日(土)14:00

≪今までの歌手紹介≫
@ローマン・ムラヴィツキー 
Aエカテリーナ・シチェルバチェンコ 

[指揮者・演出家]
@ミハイル・プレトニョフ

posted by Japan Arts at 19:03 | ボリショイ・オペラ2009>キャスト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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