2009年05月21日

歌手紹介(5)エレーナ・オブラスツォーワ[ボリショイ・オペラ]

ロシアでは、それこそ“人間国宝級”の芸術家、そしてロシア・オペラ界の重鎮、エレーナ・オブラスツォーワ。
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ボリショイ・オペラ来日公演終了直後の7月7日で70歳を迎えます。その歌声、立ち振る舞いはとても70歳には見えません!
オブラスツォーワはソ連人民芸術家。レーニン勲章、ならびに国家勲章を授与されており、クライバー、アバド、バレンボイムなど一流指揮者と共演し、ドミンゴとの共演による「カルメン」「サムソンとデリラ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」は語り草となってます。2007年には、サンクトペテルブルクのミハイロフスキー劇場の芸術監督に就任しています。

25歳の時に初めて「スペードの女王」の伯爵夫人役を演じたオブラスツォーワ。以後この役を45年間演じ続けてきました。「いまでも歌い続けていられるのは、すべて“愛”のおかげ。」と言っていた彼女。彼女の言葉の一つ一つに芸術、祖国ロシア、そして特に自国の芸術を愛する強い気持ちを感じました。そして、ベテランならではのこんな言葉も。
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「若い人には本を読んだり絵を嗜んだり、いろんな物を学んだりして豊かな“魂”を創り出して欲しい。芸術とは“魂”の糧であるのですから。」

昨年12月に行われた「スペードの女王」のオーケストラとの合わせリハーサルでは、自分の出番以外は客席にいて、ずっと舞台の仕上がりを真剣に、厳しく見つめていたその横顔も印象的でした。
そして現地での公演終了後の彼女は、何と本番の舞台衣装のまま(!?)スキップしながら皆に手を振って「また、明日〜!」と言いながら車に乗り込む姿は本当にお茶目。可愛らしい一面を見せてくれました。

日本公演ではオブラスツォーワとガルージンという最強のキャストで「スペードの女王」をご覧になれます。2人の魂のぶつかり合いに引き込まれること間違いなしです。

蔵書印集.jpg
ロシアの著名人たちの蔵書印集。手のひらサイズの可愛い本です。
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本の中にはスペードを模ったオブラスツォーワの蔵書印が。
スペードは彼女の人生そのものなんですね。
他にもヴェデルニコフの蔵書印がありました。

2009年5月20日朝日新聞 朝刊
エレーナ・オブラスツォーワがクローズアップされました。

23日(土)放映「ボリショイ・オペラ 徹底解剖」から
森公美子さんの憧れの存在だったのがオブラスツォーワだったそうです。
放送でもその事も熱く語ってました!

posted by Japan Arts at 16:25 | ボリショイ・オペラ2009>キャスト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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