2009年06月09日

歌手紹介(6)エレーナ・ポポフスカヤ[ボリショイ・オペラ]

ポートレート写真と同じように実際もとても美しいポポフスカヤ。話している姿は明るく、テキパキとした印象でした。
Popovskaya_photo.jpg 
6月19日の来日公演初日と21日の「スペードの女王」でリーザ役を歌います。感情豊かに「愛に生きる女性」を全身全霊で歌い上げ、その細い体からは想像もつかないような情熱的な歌声を披露します。舞台では堂々とした立ち姿に安定感のある歌声で観客を魅了、現代女性からも共感を得そうなリーザ役でした。

演出についてポポフスカヤは「ゲルマンは狂気になってしまうけれど、リーザは狂わない。そういった強い心をもっているところに共感しますね。今回の新演出では指先の微妙な動きまで意識するようにしました。わたしにとっては新鮮でした。」
リーザ役については「エフゲニー・オネーギンのタチアーナ役が抒情的なのに比べて、スペードの女王のリーザ役はよりドラマティックな声が必要だと思います。」と答えてくれました。
popovskaya_spade.jpg
そんな彼女はモスクワ生まれでモスクワ音楽院を卒業した生粋のモスクワっ子!
数々のレパートリーの中には、モネ劇場における《炎の天使》のレナート役、トヴィア国立歌劇場で《トゥーランドット》のタイトルロール、ベルグラード・フェスティバルでショスタコーヴィチの交響曲第14番のソリストに起用されるなど、ヨーロッパ各地で活躍しています。ボリショイ劇場では、2007年に《スペードの女王》のリーザ役を歌い、第41回トゥールーズ国際声楽コンクールで特別賞を受賞しました。
現在も若手ソプラノ歌手として世界から注目を浴びています。

来日公演では、彼女が出演する「スペードの女王」にゲルマン役でガルージン、伯爵夫人にオブラスツォーワを迎え、最強のキャストで日本公演が幕開けとなります!
いよいよ1週間後には歌手たちが来日し、素晴らしい歌声を聴かせてくれます。
また、リーザ役を歌うもう一人の若手ソプラノ歌手タチアーナ・モノガローワと全く違った「リーザ像」に注目するのも今回の公演の醍醐味かもしれません。

posted by Japan Arts at 12:38 | ボリショイ・オペラ2009>キャスト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。