2009年06月22日

6/21「スペードの女王」最終日レポート[ボリショイ・オペラ]

ボリショイ・オペラ「スペ−ドの女王」の公演は成功のうちに終了しました!
大きなNHKホールにスケール感のある舞台装置が映え、 プレトニョフ指揮のオーケストラがチャイコフスキーの厚みあるシンフォニックな音を響きかせ、そして天上的に美しい旋律でホールを満たしました。
そのオーケストラを凌駕するほどの声量のソリスト陣と合唱!
そしてドラマティックに展開される登場人物の心理描写をこと細かく表現するフォーキンの演出。
ゲルマン役のガルージンが狂気に陥っていく様、伯爵夫人役のオブラスツォーワの恐ろしいまでの存在感、リーザ役のポポフスカヤは運命に翻弄されていく女性の切なさ、エレツキー公爵役のラデュークの高貴さをはじめ、トムスキー公爵、ポリーナ、マーシャも誰もが役になりきり、これぞ「スペードの女王」!という高い演劇性、そして音楽的に充実した圧巻の舞台となりました。
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14年ぶりの来日公演でボリショイ劇場が威信をかけた上演です。
24日からはパリでも成功し、ヨーロッパでテレビ放送もされ注目されている「エフゲニー・オネーギン」がはじまります。
ご期待ください!


終演後は、舞台上で出演者が集まって撮影大会!
(カメラ担当も興奮してブレ気味です。。。ご了承ください!)
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初日に続き、素晴らしい歌声だったポポフスカヤ。

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いつもお茶目な笑顔をくれるガルージン。
「日本ではとっても気持ちよく歌わせてもらいました。次はいつになるか分からないけど、僕はいつでも戻ってきたいと思ってますから!」

<- おまけ - コメントもらいました>
マエストロ・プレトニョフ
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「チャイコフスキーの「スペードの女王」は聴衆の皆様に馴染みの有る旋律もあまり無いので、演奏する側にとっても聴衆の皆様にとっても難しいオペラだったと思います。
日本でオペラの指揮をするのは初めてですが、今回は音楽重視という意見が一致した演出家フォーキン氏の素晴らしい演出、一流の歌手の皆様、ベストを尽くしてくれたオーケストラと日本の聴衆の皆様の前で演奏出来たことを嬉しく思っています。
NHKホール、文化会館はオペラ上演にとって素晴らしい音響ですし、日本の聴衆の皆様は非常に集中して聴いて下さいますので今回の日本公演は自分にとっても大きな喜びとなりました。」

モノガローワからプレ・トーク終了後にコメントを頂きました。
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―今日のプレ・トークはどうでした?
なかなか良い言葉が出てきませんでした。
でも、ロシア・オペラの素晴らしさを皆さんに知ってもらいたかったからプレ・トークに参加しようと決めたのです。でも、やっぱり難しかったわ。。。(と、苦笑い)
どちらかというと、私は1人で物思いにふけるタイプだから、お客さんを目の前にしたら余計な事を言わないようにとか、何だかいろいろ考えてしまってちゃんと話せなかった気がします。

―緊張しました?
やっぱり、舞台で歌う時と違った緊張感でした。
言いたいことがいっぱいあったのに全部話せなかったです。

いつもにこやかで素敵なタチアーナ・モノガローワ。ですが、“1人で物思いにふけるタイプ”という彼女は「エフゲニー・オネーギン」のタチアーナに似ているのかも(?)しれません!(名前も一緒ですしね。)
24日・26日の公演が楽しみです。 ぜひ、みなさんもモノガローワにご注目ください!

また、25日にタチアーナ役を演じるエカテリーナ・シチェルバチェンコも元気に来日しました。笑顔が可愛らしく、とってもお洒落な人でした!
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posted by Japan Arts at 12:21 | ボリショイ・オペラ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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