2010年07月05日

ゲルギエフにインタビュー![マリインスキー・オペラ]

現在、マリインスキー劇場で取材をしている弊社スタッフからゲルギエフのインタビューが届きました!「トゥーランドット」について答えてくれました。

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Q:マリインスキー劇場版『トゥーランドット』の特徴はどういったところにあるのでしょうか?

ゲルギエフ(G):華やかな色彩感、ということでしょうか。フランスから招聘した演出家のシャルル・ルボーも、舞台装置や衣裳のデザイナーたちもお客さんに鮮やかな色彩を感じてもらおうと大胆な試みを行っています。
新しい感覚を盛り込もうとしたり、何か非日常的なものを取り入れようとしたりしてスタッフ同士が力を出し合って完成にこぎつけたプロダクションだと思います。奇をてらい過ぎてオペラの主題と全くかけ離れてしまった舞台装置や衣裳を見かけることがよくありますが、今回のプロダクションはそういうものとは全く違います。ある意味ではクラシカルなプロダクションでもあります。NHKホールの舞台は広いので、この豪華な舞台装置や衣裳がより映えると思います。

Q:「トゥーランドット」役のグレギーナに対する印象をお聞かせください。
G:
グレギーナとは何回も共演して気心も知れています。彼女は現在、世界のトップクラスに位置する「トゥーランドット歌手」と言っていいでしょう。

Q:『トゥーランドット』はマリインスキー劇場の主要なレパートリーとなった、ということでしょうか?
G:そうですね。人気があるオペラの一つですね。ドイツやイギリスでも、アメリカでも公演してきましたし、私たち自身が大好きなオペラです。今、サンクトペテルブルグのお客さんの間でも人気が出てきましたね。

Q:『トゥーランドット』の楽曲の解釈という点ではあなたの独自性はどんなところにあるのでしょうか?
G:
奇をてらいすぎると、台無しになります。美しい声、明澄な合唱、明快なオーケストレーション、そして、何よりもプッチーニが前面に出ること。指揮者や演出家があまり出すぎてもいけません。
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Q:今回の演出スタッフに関して何かコメントをいただけますか?
G:今回のスタッフとは数年前に一緒に仕事をしたことがあり、演出家のシャルル・ルボーについては今回、私から委嘱して参加してもらいました。
彼の演出は成功していると思います。特に、謎解きの場面が印象的です。また、舞台中央にセットした円形の台から出演者を登場させたり、台の傾斜を場面ごとに変化させたり、子役に長い白装束を着せる(純粋さを暗示する)など、発想がユニークですね。日本のお客様にも喜んでいただけると思いますよ。

Q:日本の観客の皆さんに何かメッセージをいただけますか?
G:まず、日本で皆さんと、また私たちの劇場の公演でお会いできる日を楽しみにしております。ともかく、音楽を聴いて、美しい声に酔いしれていただきたいと思います。
豪壮な舞台と色鮮やかな衣裳を見て楽しんでいただきたいと思います。
私たちはプッチーニの僕(しもべ)ですから。私たちとしては、お客様がオペラを見て劇場から帰る時に、もう一度見てみたいと感じていただけるよう、精一杯努めたいと思います。


♪公演詳細は下記をご覧ください。
来日公演は2011年2月! グレギーナの出演日は2月19日、20日です。
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/opera/mariinsky/turandot.htm


マリインスキー・オペラ日本公演専用のツィッターアカウント
@mariinsky_opera

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