2011年02月18日

「トゥーランドット」リハーサル・レポート[マリインスキー・オペラ]

17日はトゥーランドットのリハーサルがありました。
この日はトゥーランドット役にイリーナ・ゴルディ、カラフ役にウラディーミル・ガルージン、リュー役はヒブラ・ゲルズマーワで行いました。
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緊張の謎解きの場面。
ゴルディはトゥーランドット姫にぴったりな威厳のある歌声。

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リューのアリア"氷のような姫君の心も”
ヒブラのしっとりとした歌声、涙なしでは見られません。

ガルージンの“誰も寝てはならぬ”は、言うまでもなく素晴らしく
拍手喝采間違いなしでしょう!

【インタビュー】
ウラディーミル・ガルージン(カラフ役 18日/20日出演)
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<夫人のナターリア・ティムチェンコは19日のリュー役で出演>

Q:あなたはカラフ役を世界中で歌われていると思いますが、
この役を演唱する上で、最も大切にされていることは何ですか?
A:まず最も重要なことはプッチーニの書いた美しい音楽を大切にすることです。
そして美しい人間になり勇気を出せる人間に舞台上でなりきることです。
カラフという人間は常に危険や死と隣り合わせに生きてきたマイノリティーとも言えるタタール人であり、初恋の人である美しいトゥーランドット姫を手に入れるために自らの命をも捨てることが出来る人間です。そのような複雑なバックグランドと無垢さを同時に表現する必要があると思います。


ヒブラ・ゲルズマーワ(リュー役 18日/20日出演)
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Q:あなたはご自身の声を大切にされ、レパートリー選びにも慎重にされてきた方だと思いますが、あなたにとってリュウ役はどのような位置を占めるものですか?
A:まず、言えることは何よりもこの役が大好きだということです。リュウは多様な性格を持っていますが、そのすべてを支配するものは「愛」です。私自身、それは綺麗に折りたたまれた紙のような「愛」だと感じています。そして舞台に登場した瞬間から明るい光のような「愛」を表現する必要があります。そしてそのクライマックスがリュウの最期のアリアなのです。


〜舞台裏〜
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舞台の床はかなりの傾斜で、中央の円盤は斜めにせり出し回転します!

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骨組みもマリインスキー劇場から運ばれきます。
マリインスキー劇場の舞台は傾斜があるので日本で使う場合には
水平になるよう写真のように緑色の板(?)を使い組み立ていきます。

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今回の来日公演で大活躍のユーリー・ヴォロビエフ。
トゥーランドットではティムール役で出演。とってもお茶目な彼です。

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こちらも、とっても愛想のいいヴィクトル・ヴィフロフ。
皇帝アルトゥム役で出演します。

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“無垢の象徴”子供たちの合唱で出演している杉並児童合唱団。
休憩中、真剣に指導を受ける子供たち。


“完全燃焼の一週間”、最後の3日間は「トゥーランドット」で!
2011年マリインスキー・オペラ来日公演の締めくくりに相応しい公演になること間違いなしです!


≪マリインスキー・オペラ2011来日公演情報≫
[日程]
2011年2月18日(金) 18:30 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月19日(土) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
2011年2月20日(日) 14:00 NHKホール 「トゥーランドット」
詳しい情報は公式ホームページへ
posted by Japan Arts at 00:59 | マリインスキー・オペラ2011>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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