2012年06月08日

美しき実力派ソプラノ歌手 エルトマン王子ホール公演レポート

6月7日の王子ホールに登場したエルトマンは鮮やかなブルーのドレスをまとい、その立ち姿だけでも満席の観客を魅了しました。

2012年6月7日(木)19:00 王子ホール
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)
ゲロルト・フーバー(ピアノ)

≪プログラム≫
フランツ・シューベルト:
 幸福 D433 / 乙女 D652 / 恋はいたるところに D239/6
 あちこち矢が飛び交っています D239/3 / 男ってみんなやくざなもの D866/3
 若い尼僧 D828 / アルセルモの墓で D504  / 月に寄せて D259
 塔の中のグレートヒェン D564 / 糸を紡ぐブレートヒェン D118
リヒャルト・シュトラウス:
 「5つの歌」より 私の心は迷う Op.48-2 / 「最後の花びら」より 万霊節 Op.10-8
 「素朴な歌」より 女の人たちは時に敬虔で物静かだ Op.21-1
 「8つの歌」より 夜 Op.10-3/何もない Op.10-2/
  口の堅い者たち Op.10-6
 「3つの歌」より 鳴り響くハート Op.29-2 
  「素朴な歌」より あなたは心の王冠 Op.21-2
 「4つの歌」より あした Op.27, Nr.4
 「クレメンス・ブレンターノの詩による6つの歌曲」より
  わたしは一本の花束を作りたかったの Op.68-2
  「6つの歌」より セレナード Op.17-2


彼女が歌い始めるとドイツ歌曲が紡ぐ世界を一緒に見ているような感覚を覚えました。
シューベルトの名歌曲、糸を紡ぐグレートヒェンではくるくる回るピアノの音色に合わせて本当に目の前にグレートヒェンがいるかのように…
後半のシュトラウスの万霊節や「4つの歌」より“あした”は特に印象的で、物静けさの中で天にとどくばかりの歌声を聴かせてくれます。
全ての歌曲をどこまでも色鮮やかに歌い、惹きこむエルトマン。
歌曲の情景だけでなく、それぞれの曲を歌う瞬間から全く違った歌い手として色々な顔を見せてくれた気がします。また歌曲には欠かせない歌心あるピアニストにフーバー氏がしっかりとエルトマンを支え、本当にすばらしいバトンの受け渡しを感じたのでした。
日本でのリサイタル・デビューで新鮮なドイツ歌曲を聞かせてくれたエルトマン。
日曜日のオペラシティでのオペラ・アリアではどんな世界に連れて行ってくれるのか期待が高まります!
チャーミングなルックスだけでなく、本物志向の方、必聴です!



モイツァ・エルトマン ソプラノ・リサイタル
2012年6月10日(日) 14時開演 東京オペラシティ コンサートホール
曲目・詳細等はこちらをご覧ください

posted by Japan Arts at 13:22 | オペラNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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